前回は
二流を目指すことが20世紀を生きる人たちの目的だったということです
と、締めましたが、もう少し続けます
スポーツ選手になりたい、ミュージシャンになりたい、芸人になりたいと
訴える子供に対して当時の親たちは、
バカいってんじゃないと引きとめたものです
成功する確率が低い世界に挑戦する前に、自分で食っていける
自分の足で立てる、一人前の社会人になれと
その裏には、一流の人間とは特別な人、特殊な人、変わった人
自分の世界とは違う世界にいる人
こんな感覚をもっていたはずです
では、いつから何をきっかけに変わったのか
それは、物的幸福感から心的幸福感に変わりだした21世紀でしょう。
皆さんご存知のとおり、物にあふれた時代、便利であるだけでは
われわれは、幸せを感じなくなってしまいました。
20世紀が物の時代だとすれば21世紀は心の時代に変化していきます
21世紀的二流の話は次回にします